今、巷では電話占いが大流行しています。
その背景には、コロナ等の感染症が流行し、リモートでの対話が主流になったことや、仕事を失う人が増え、心の安定を求める人々へのサポートが必要となったことなどが関係しています。
ただ、そんな電話占いが今、「危ない」と言われているのも事実です。そこで今回は、電話占いが危ないと言われている理由や、安全に利用する方法などを徹底的に解説していきます。
電話占いが危ない理由とは？
電話占いが危ないと言われてしまう理由について、代表的な問題を解説していきます。
高額を請求される可能性がある
電話占いは、自宅にいながら気軽に利用できるイメージですが、意外に実際の占い館での対面占いに比べ、割高であることが多いです。
1分◯◯円〜と記載されていることが多く、そこには、200〜300円程度という、親しみやすい価格が提示されているので、簡単に手の届くようなイメージを持つ人も多いでしょう。ただ、1時間ほどしゃべっただけで、価格は単純にその金額の60倍に膨れ上がります。親しみやすい金額に引き寄せられた結果、数万円を請求されてしまうこともあるので、これはとても危ないポイントと言えるでしょう。
さらに、鑑定料とは別に通話料も掛かってくる可能性がありますから、気をつけてください。記載されている料金が、通話料も込みの料金なのか、それとも通話料や指名料は別計算した状態での料金なのか、事前によく確認を行いましょう。
もし、知りたいことがホームページ内のどこに記載されているのか見つけられない場合は、サポートに問い合わせを行ってください。よくわからないまま適当に利用を開始してしまうと、後で泣き寝入りさせられることになってしまうかもしれません。
占い師に依存し過ぎてしまう
電話占いが危ないと言われている理由の一つが、占い師の言うことに依存し始める人が多いということ。
占い師の予言が当たっていて、アドバイスの通りに行動した結果、見事に開運することができた！それは素晴らしいことですが、そういう成功体験が一回でもあると、何かある度に「またお願いしたい！」という気持ちになってしまうのも事実です。
もちろん、本当に困った時、いつでも絶望の淵から心を救済してくれる、そんな人がいてくれたら、とてもありがたいでしょう。ただ、何かある度に毎回毎回、占いに頼ろうとしてしまうのは色々な意味で危険です。
中には、コンサートの当選結果を知りたくて占いを利用する人や、恋人とデートに行くカフェを選ぶ時にまで占いを利用する人も現れると言います。お金に余裕があり、エンターテイメントの一貫として、楽しく占いを利用するのであれば問題ないでしょう。しかし、占いの結果を聞いて行動しないと不幸になる気がする…という不安感から過度に利用するのはよろしくありません。
電話占いを利用する際には、自分自身が占い依存症になっていないかどうか、冷静にチェックしてみてください。
質の悪い占い師も存在している
電話占いと一口に言っても、ピンからキリまで様々なレベルのサイトが存在しています。占いの世界には国家試験などの厳しい採用基準が存在しないため、「私には霊的能力があります」と自ら宣言さえしてしまえば、その瞬間から、誰もが占い師を名乗れてしまうんです。
大手の老舗電話占いサイトであれば、厳しいオーディションを開催し、厳選して占い師を採用している可能性が高いので、質の悪い占い師に当たる心配はほぼありません。
ただ、新規オープンのサイトで運営歴が浅い場合には、素人同然の占い師を格安な値段で採用している可能性もありますから、気をつけてください。
何も視えていない人に、未来を不安にさせられるようなことを言われ、波動を下げられてしまったら、それこそ人生が台無しになってしまうかもしれません。
【電話占いは危ない？】電話占いを安全に利用するための方法
電話占いを安全に利用するため、気をつけるべき点について解説していきます。
運営実績をチェックする
利用しようとしている電話占いサイトに、どれくらいの運営実績があるかどうかは、最初に確認すべき項目です。少なくとも5年以上の運営実績があり、ホームページの作りがしっかりしていて、登録者もかなり多そうだということであれば、利用して大丈夫でしょう。
逆に、オープンしてからまだ1〜2年しか経っていないサイトの場合は、冷静に様子を見た方がいいです。
ただ、そのサイトの運営歴自体は短かったとしても、バックについているのが大手企業で、様々なノウハウやコネクションを最初から持っている、という可能性もあります。その場合は、運営実績のあるサイト同様、ほぼ心配がないと考えられます。
また、利用者の投稿している口コミや評価をチェックすることも大切です。そこに書かれていることを読めば、占い師がどのような鑑定を行ってくれるのか、自分との相性が合うかどうか、リアルにイメージを膨らませつつ、判断することができるでしょう。
自動で通話が切れるシステムを使う
電話占いにおいては、占い師が会話をリードするケースも多いです。こちらの心情に配慮してくれる人であれば、鑑定時間が経過し過ぎないよう、「そろそろ終わりにしますか？」など、優しい気遣いの言葉を掛けてくれるでしょう。しかし、そうでない場合は、いつまでも鑑定を終えてくれず、意図的に時間を引き延ばされてしまう可能性もあり得ます。
「そろそろ終わりにしてください」と言い出せないまま、後で高額を請求されてしまうのが怖いという人は、自動で通話が切れるようなシステムを採用している占いサイトを選びましょう。この場合、会話が途中であっても、一定時間が経過すればブツッと通話が切れ、鑑定は強制的に終了させられます。
占い師にお礼を言うことができないまま通話が終了することもあるので、人によってはそれが気持ち悪いと感じる場合もあるでしょう。ただ、大抵の場合、占い師とは、メッセージでやりとりをすることが可能なので、「先程は、途中で失礼しました。改めて、ありがとうございました。」など、後からフォローをすれば大丈夫でしょう！
以下の電話占いでは、「自動で通話が切れるシステム」を利用できます。
自分の考え方を失わない
せっかくお金を出して占い師からアドバイスをもらうわけですから、一旦は素直に受け入れ、言われた通りの行動をしてみると良いでしょう。ただ、占い師に依存し過ぎてしまい、自分で考えて行動することが何もできなくなってしまったら、それはとても危ないことです。AIのように、命令された通りの行動しかできなくなってしまったら、人間としての尊厳を失うのと同じことになってしまいます。
占いはあくまでも、あなたの中になかった発想を与えてくれたり、次へ進むためのヒントを与えてくれたりするツールです。あなたの考えを支配したり、洗脳したりするためのものではありませんので、そこは改めてしっかり認識しておく必要があるでしょう。
まとめ
以上、電話占いが危ないと言われてしまう理由や、安全に電話占いを利用するための方法、気をつけるべき点について解説させてもらいました。危ないと言われている背景についてきちんと認識し、正しく利用をすれば、電話占いはあなたの日常を輝かせてくれる、とても頼りになるツールとなるでしょう。